香油について解説します

こんにちは!

突然ですが、みなさまは、「香油」というものをご存知でしょうか?

普段、香水やお香、アロマオイルなどを
楽しんでいる方も多いかなと思うのですが、
香油の存在をご存知ない方も多いのではないでしょうか。

今日は、「香水」と「香油」の違いから、
「香油」の特徴や良いところをまとめてお伝えします!

最近話題の「香油」を知ることで、
より香りを楽しめるきっかけになれば嬉しいなと思います!

ぜひ「香油」の魅力を知って、楽しんでくださいね♪

香油とは

香油とは、その名の通り
「香りのする」・「油(オイル)」のことなのですが、
なかなかお店でも「香油コーナー」などを見掛ける機会が少ないため、
普段から「香水」をよく使ったり
「アロマオイルが好き!」「香りのするものが好き!」という方の中でも、
「香油」の存在をご存知の方はそこまで多くはないのではないでしょうか。

日本ではなかなか見掛けることの少ない香油ですが、
実はアラブ諸国では昔から現在に至るまで使われており、
“エジプシャンオイル”や”アラビアンオイル”なんて呼ばれたりしています。
その歴史はかなり古く、保湿をしたり香りを楽しんだり…と、
昔からアラブ諸国の人々にとっては
生活に無くてはならないものだったようです。

香油と香水の違い

さて、まずは「香油」と「香水」との違いをみていきましょう。

わたし達が普段、香りを身に纏うとしたら、
恐らく多くの方が「香水を使う」と答えられると思います。
わたしも普段から香水はよく使っていますが、
香油との違いはどういったものがあるのでしょうか。

まず、「香水」と「香油」の一番の違いは
"アルコールを使っているかどうか(アルコールの成分を含んでいるかどうか)"
になります。

香水とは、揮発性の高いアルコールと香料、そして蒸留水を混ぜて作られたもののこと。
アルコール成分を含んでいるため、肌の弱い人が使用すると
刺激が強すぎて赤くなってしまったり、
かゆみが出てしまうこともあるので注意が必要です。

一方香油は、アルコールを使用しておらず
香料をベースオイル(ホホバオイルなど)で薄めたもの。
アルコールの成分を含んでいないので、お肌や髪の毛にも安心して直接つけることができます。

香油の長所1

そんな香油のおすすめポイントをご紹介していきたいと思います!

香油は主に「香りを楽しむためのポイント用」「保湿をするためのボディ用」の2種類があり、
ポイント用は香水代わりに、耳たぶや首筋などにつけて楽しみ、
ボディ用はアロママッサージなどで全身に使われています。

先程もお話しましたが、香油にはアルコール成分をが入っていません。
エッセンシャルオイルや人工香料に、
ベースとなるオイル(ホホバオイルなど)を混ぜて作られています。

実はエッセンシャルオイル単体だと、純度が高く刺激が強すぎるため、
赤みや痒みが出る可能性があり、直接お肌に使用することはできません。

しかし香油はエッセンシャルオイルとベースオイルを混ぜて作るため、
純度がそこまで高くなく、
直接肌や髪の毛にも安心して使用することができるのです。

ヒジやかかとといった、乾燥しやすいところに塗ることでしっかりと保湿してくれて、
髪の毛には整髪料の代わりに使うこともできますし、
オイルなのでツヤを出すこともできますよ。

保湿し、潤いを保つだけでなく、香りもあわせて楽しむことができるので、
実は「香水の代わりに香油を使う」「香水よりも香油の方が好き!」
という“香油ファン”も多いんだそう。

香水にも香油にもそれぞれの良さがありますが、
“安心して直接カラダにつけられる”というのは、とても嬉しいポイントですよね!

香油の長所2

香油のおすすめポイント2つ目は、”香り方”です。

まず、香水はアルコールの揮発とともに空気中に香りが広がり分散するため、
基本的に香りの持続力はそこまでありません。
ですが、その分ふわっと軽やかに香るのが特徴です。

また、香水は使用する人の体臭と混ざるため、
もともとの香りとは違った香りになってしまったり
香りがキツく感じてしまうこともあります。

それに引き換え香油は、
アルコールを使用していないため揮発せず、
香りの持続性が高いのが特徴です。

ほんの少し付けるだけで1日中香りが持続するものも多いので、
つけ直しができないシーンや荷物を少なくしたい時にもぴったりですね。

また、油(オイル)が香りの成分を包み込んでいるため、体臭とも混ざりづらく、
香油が持つ本来の香りをそのまま楽しむ事ができます。

つけた箇所から柔らかい香りがゆっくりと広がっていくので、
強い香りが苦手な方にもおすすめできます。

香油の歴史

そんな香油の歴史はかなり古く、古代エジプトでは、
なんと紀元前3000年〜2000年前頃から存在していたそう!

エジプトといえば世界でもトップの香料原産国。
クオリティがとても高く、ハイブランドの香水なんかには
エジプト産の香料が使われていることが多いのですが、
そんなエジプトが発祥の地だというのはなんだか納得ですよね。

ちなみに古代エジプトでは、香りを楽しむ以外にも、
強い日差しによる乾燥からお肌を守るために香油が使われていたらしく、
壁画にもその当時のことがたくさん描かれているんだとか。

広く一般的に使われていたという説が有力なようですが、
王族や貴族のみが使っていて、神への捧げ物にされていたという説もあり、
かの有名なクレオパトラも愛用していたんだとか。
香りや油(オイル)にまつわるお話はたくさんあるので、そちらも興味深いですよね。

香油はやがて、エジプトからローマやギリシャへと伝わり、
香料の製造も盛んになり、現代に至るまでに精油や香水と
どんどん変化していきました。

戒律上アルコールの使用を禁止されていたイスラム文化では
香水の代わりに香油が使われていたそうですが、
どの時代の人も、やはり「いい香り」に癒されていたんですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
香水よりも圧倒的に古い歴史を持ち、
純粋な香りを楽しみつつ、気になる乾燥からもお肌を守る事ができる香油。
朝出かける前に少しつければ、その日一日中いい香りに包まれ、
とってもしあわせな気持ちになれそうですよね♪

みなさまもぜひ、この機会に香油を試してみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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