肌のトラブルは保湿力低下が原因！？正しい乾燥対策と対処法！

毎日しっかりとスキンアしているのに。。。

• 洗顔後の肌のつっぱり
• 頬や口もとのカサつき

そんな悩みはありませんか？

肌が乾燥してしまうとお肌にはさまざまなトラブルが起こってしまいます。今回はそんな悩み解決するために「肌の保湿力をキープするケアの方法必」また、「保湿力を低下させてしまう原因」をお伝えします。
原因を知って乾燥のない健康な素肌を手に入れてください。

正しい保湿とは？

保湿の方法で「水分を肌に沢山入れる」と思っているかたは多いと思いますが、正しい保湿とは「肌のうるおう機能を最大限まで生かす」ことで、肌環境を整えて「バリア機能を高める方法」が正しい保湿方法なんです。

私たちの肌は

• 表皮
• 真皮
• 皮下組織

という、３層構造でできています。

その中でも保湿に一番関係するのが、「表皮」の一番外側の「角層」です。

健康な角層は、角層細胞のなかの天然保湿因子（NMF）が水分を抱えこんだ状態になっていて、角層の中の細胞間脂質がきれいにタイルのように整列している状態になっています。

さらに、皮脂と汗が混ざった皮脂膜がバリアの役割になり、

• 紫外線
• ホコリ
• 花粉
• ウイルス
• 細菌
• その他外部の刺激

上記のような外敵から肌の内側を守る「外壁」の役割をしてくれます。すなわち理想のスキンケアとは、角質を整えバリア機能を低下させないことが大切なのです。

肌の保湿力が低下する原因

肌が乾燥してしまう原因はバリア機能が低下することは理解していただいたと思います。また、角層の保湿成分が減少も保湿力の低下につながってしまうのですが。次はその原因をご紹介します。

季節や室内環境、紫外線の影響

秋から冬の季節は空気が乾燥してしまいます。また、冷暖房が原因で室内の空気が乾燥してしまう事もあります。このような状態に長時間いると、角質から水分がどんどん失われてしまいます。また、紫外線により日焼けも感想の原因になってしまうのです。

肌のターンオーバーの乱れ

肌はターンオーバー（新陳代謝をくり返すこと）によって、角層細胞を常に新しいものに入れ替えバリア機能を常に維持しています。
しかし、

• 睡眠不足
• 血行不良
• バランスの悪い食生活

などが原因で、このサイクルが乱れてしまうと

• 古い角層細胞が残ってしまう
• 未熟な角層細胞ばかりで形成されてしまう

上記のような不具合が発生し乾燥が進んでしまうのです。

間違ったスキンケア

• メイク落としや洗顔のたびに肌をゴシゴシとこする
• スクラブ洗顔や毛穴パック
• ピーリング

上記のようなスキンケアは角層が傷ついて水分が逃げやすい状態になってしまいます。

また、

• 洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料で洗う
• 熱いお湯ですすぐ
• 洗顔の回数や頻度が多い

上記のようなスキンケアも

• 天然保湿因子（NMF）
• 細胞間脂質
• 皮脂

保湿に必要な、上記を洗い流してうので保湿力の低下につながります。

また、洗顔料が合わない場合、肌がつっぱりを感じると思いますので洗顔料を変えるようにしましょう。

加齢・乾燥

• 角層細胞内
• 天然保湿因子（NMF）
• 皮脂（皮脂膜の主成分）

上記は肌の保湿力に必要不可欠なのですが、実は加齢とともに減少してしまうことをご存じですか？それが原因でバリア機能が低下し外からの刺激にも弱くなってしまうので注意が必要です。余談ですが、赤ちゃんもバリア機能が完成していないので肌のトラブルは多いです。乾燥による肌トラブルは年齢問わず起こるのです。

正しい保湿スキンケアとは？

それでは、肌の保湿力を高めるスキンケアの方法はどんな方法なのでしょうか？

洗顔はやさしく

洗顔のやりすぎは肌に必要な保湿成分を失わせてしまいます。

洗顔の目的は、

• 肌についたほこり
• メイク汚れ
• 酸化した皮脂

などを洗い落とすことです。洗顔の手順ですが、

• 手の汚れや油分をきちんと落とす
• 洗顔料をたっぷり泡立てる
• 泡をクッションにしてやさしく洗う
• ぬるま湯ですすぐ
• 洗顔料が肌に残らないように、しっかりと洗い流す
• 清潔なタオルを肌に押し当てて水気を拭き取る

上記の手順が理想的です。

洗顔・入浴後はすぐに保湿

洗顔後の肌は乾燥しやすくなっているのですぐにの保湿が必要です。

• 化粧水で肌に水分を補う（肌をやわらかく整える）
• 「美容液」「乳液」「クリーム」で保湿成分や油分を補う

コットンを使う場合は繊維で角質を傷つけないように注意してください。コットンを使うことでムラなく抜くことができるのですが。コットン自体が刺激になってしまう場合もあるので、その場合は手になじませて塗ることをおすすめします。

手は化粧水や乳液を熱で温めてくれるので浸透しやすくしてくれるので、保湿ケアの最後に「両手で包む」ことで浸透力を上げる効果が期待できます。

導入化粧水を使う

普段使っている基礎化粧品だけでなく導入化粧水を使うことで保湿効果が期待できます。
いつものスキンケアの前に使うことによって保湿効果がアップするのでおすすめです。年齢を重ねる毎に肌の保湿力は下がってしまうので、年齢に応して加えるようにするといいでしょう。
肌の保湿力は年齢を重ねる毎に低下してきます。基礎化粧品に加えて導入化粧水を使うこともおすすめです。

まとめ

保湿と角質の関係性はお分かりになりましたか？保湿には角層を育てて成熟した状態を保つことが必要になります。

そのためには、

• 角層のうるおいを保ち続けること
• 皮脂のバランスを整えること

上記のことが重要になってきます。逆に言えば加齢などが原因でバリア機能が低下してもこれらの機能に近い働きを補うことができれば肌の保湿をキープすることができるのです。

最近ではたくさんの保湿ケアグッズがあるのでご自身の肌に合ったものを探してみてください。